2009年05月06日

牡丹柄の季節は?着物の柄と季節

こちらのblogのアクセス解析を見ると、ちょくちょく「着物の柄と季節」で検索していらっしゃる方がいらっしゃるので、おさらいを。
質問が多いので、月別の一覧表にまとめました!!→着物の柄と着る季節の一覧表

着物の柄に季節が入っていると、旬の時期に着たくなります。そして、散り始めるのに着ていると「旬を知らない」、「その着物しかない」と思われると困りますものね。

一番皆様が悩んでいらっしゃるのが「牡丹」。

GWの今、まさに盛りですよ〜。4月上旬〜6月下旬が旬です。

ちなみに、芍薬との違いは花の大きさや葉で違うのですが、よくわからない柄が多いです。
詳しく書くと、牡丹の柄は葉が入っていると春、寒牡丹もあるのですが、こちらは葉っぱが入っていない事が多いです。

ま、そこまで見る人は少ないと思うので、秋を外した袷の時期、いつでも着てもいいんじゃないかと思います。
百花の王と言われる花ですし。

着物で多い柄で念のためにざっとまとめると
梅は正月〜3月
桜は3月〜4月
藤は4月〜5月
菖蒲・菖蒲は6月〜7月
萩は7月〜9月
菊は9月〜11月
紅葉は10月〜11月(赤いもの。青い葉は夏)
といったところでしょうか。

蘭、竹、菊、梅の四種は四君子とも呼ばれ年中ですし、洋物の花の蘭なんかは年中着ていいかと。

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植物がいくつも描かれていると年中着られる柄です。それに、地域によって咲く時期も違ってくるでしょう。それに抽象的になっている花も多いですし。上の写真は私の持っている長襦袢の柄なのですが、多分桔梗を抽象化したものだと思います。こんな風にわかりにくい事が多いですね。(追記;桔梗ではなく、てっせん・クレマチスだとご指摘により判明しました。)

桜は日本の花なので、枝が描かれていなければ年中着てもいいとされています。浴衣は特に色々な季節の柄が入っていますね。。。気にせず可愛らしさで選んでいいのではないか、と思います。

ただ、華道や茶道をされていらっしゃる方でそれらの会に出られる時は、注意したほうがいいと思います。

そういえば、以前、お茶会で、亭主の方がその地域の祭りの柄を描かれた訪問着を着ていらっしゃったのを見た時は(その週末に行なわれる祭りでした)、母と「流石やわ〜」と関心した事があります。

でも、一般人はそこまで着物を沢山もてません。。。ですので、お茶をされる方は制服みたいに皆さん色無地が多いですね。

それらの季節を非常に意識する習い事以外は、だいたいでいいのではないでしょうか。自分が調べないとわからない、ということは、他の人もきっとわからないですから。

意識したほうがお洒落で贅沢ではありますけどねぇ。

かく言う私も、牡丹柄の紗(7月〜8月)の着物を愛用しています。豪華な感じが好きでつい。

ですので、選ぶ時は、全体の配色として濃い色で地が厚手の場合は寒い時、薄い色は暖かくなってきたら、という感覚でいいと思います。濃い色でも紺や黒は涼しげに見えたりするので、夏物にも多いのですが。真夏に真っ赤は暑そうですよね。素材感も大事かと。しぼの大きなちりめんや絞りは着ても4月上旬までかな、と。

一応私は、生徒さんやお客さんに聞かれることが多いので、お答えできるようにはしていますが、基本は好きな柄・色を着ればいいと思っています。




をあんちょこ代わりに見ています。

着ていて、口うるさい方々に「何も知らないのね〜」と柄の季節違いを指摘されてしまったら。。。
う〜ん。
「あら、うちの庭には今咲いていますよ。そういう種類もあるんですよ」と上にかぶせるトークに持っていくか
「最近は花屋に年中おいてありますからねぇ。ほんとは違う季節なんですよね」と同意トークをするか、ですかねぇ。

念のため、私は指摘されたことないですよ。あ、ありました。母に。バラは初夏に咲く花でしょ、と。笑

抽象化、デザイン化された花も多いので、こちらがおすすめです。
 

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posted by wabiyori at 21:57| Comment(5) | 着物FAQ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
画像の花は、てっせん と言う花ですね。
五月ごろのはなですが、秋咲きのものも在るので真夏と
真冬以外なら大丈夫だと思います。
レトロな柄で僕も好きです。
Posted by おだちゃん at 2011年06月11日 21:14
>おだちゃん様

確かに!言われてみれば。ありがとうございます。
てっせん・クレマチス、実家に咲いていたような気がします。

図鑑を眺めていると、この柄は日本固有の種というよりは交配種・外来種っぽい感じがするので、さほど季節を気にしなくてもよさそうですね。

ま、長襦袢の柄の季節にこだわっているほど長襦袢は沢山ないのが正直なところです。汗
Posted by 和日和 at 2011年06月11日 23:55
初めまして。小説を書いております。登場人物が結構着物を着たりするので参考にさせて頂きますね^^
赤い牡丹の振袖が似合うヒロインという設定ですが、着物の柄で季節があるというのは初めて知りました。今時期は牡丹はないのですね…残念。
婚約者に似合いそうな赤い振袖を贈られるシーンがあるのですが、今時期ですと何柄が好ましいでしょうか?因みにヒロインは二十歳の女性です。
お忙しい中突然のコメントと質問を失礼致します。不躾でしたら大変申し訳ございませんでした。
Posted by おーみ at 2014年11月01日 19:04
はじめまして。 振袖にはその季節しかつかえないような柄は基本的に使わないと思います。抽象化されたものが多いです。 牡丹・薔薇は豪華になるので最近は多いですけどね。

振袖を季節ごとに揃えられる方は少ないので、元々年中使える柄にしているんです。 花も牡丹もあれば菊も桜も松も竹も入っているものが多いですよ。縁起物の橘なんかも見ますね。

赤の古典的な振袖でしたら、高島屋が得意です。正統派なお嬢さんな感じです。 http://www.takashimaya.co.jp/store/special/gofuku/furisode.html

あとは、
オンディーヌ http://www.ondine.jp/
京都きもの友禅 http://www.kyotokimonoyuzen.co.jp/
丸昌 http://e-furisode.jp/ が有名なところです。

それぞれのカタログを取り寄せてみて見られてはいかがでしょう?
Posted by 和日和 at 2014年11月03日 15:00
有り難う御座います!参考にさせて頂きますね。
Posted by おーみ at 2014年11月03日 18:38
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