さて、礼文島ではトレッキングをする予定ですので、インドア派な私達もトレッキングシューズを購入することに。
周囲のアウトドア派の人たちにすすめられて、神保町のサカイヤに行って来ました。
いや〜、おすすめされるだけあって、選ぶ工程も楽しく、トレッキング気分が盛り上がってきました!
私達についてくださった女性がとっても親切で、それぞれの足の形に合わせて、何足か出してきてくださり、靴の履き方(紐をどうやってギュっと締めるか)、歩き方、それぞれの靴の向き不向きの説明、お手入れの方法、靴下の厚さ、他の準備まで、とっても親切に教えてくださったんです。
私達の「予算は1万5千円以下、安ければ安いほどヨシ」というのもしっかり気にしてくださって。
靴を買いに行ったのに、初心者講習を受けにいったみたい!
値段だけでいったら、もっと安いお店もあると思います。でも、それ以上の価値があるな、と思いました。やっぱり店員さんが山が好きで、買いに来た人にも山で少しでも快適に過ごしてもっと山をすきになってもらいたい、ってのがヒシヒシと感じられたところがとっても心地よかったんです。
すっかり時間がかかっちゃって(1時間弱)、ホタルノヒカリが店内に流れていても「ほんと、時間を気にせず、思う存分悩んでください!」とニコニコと言ってくださるのもありがたかったです。3人でワイワイと楽しく買い物が出来ました。
お値段もとっても大切なことです。でも、いいお店で購入することは、生活そのものが豊かに、もっとその製品を楽しんで使えるんだな、と。
着物でも一緒ですよね。店員さんのコーディネートのセンス、他にはない品揃え、お手入れの知識や着付けのちょっとしたコツ、そういったものがあると行きたくなりますよね。まぁ、どこにでも売っていて自分もよくわかっている品は、ネットでお手軽値段で買えるってのもよさではあります。
そういった、使い分けをしていくことが買い物上手への道なのかな〜、と。
ただ、お客のマナーとして、丁寧で親切なお店で聞くだけ聞いて、同じものを違うお店で安く購入するのはナシかな、と思います。たまに店内で、「あ、これ家でネットで探してみよう〜」とシャメをとっている方を見かけるので。せめて小物ぐらい買おうよ。もしくは、店員さんに一言声をかけましょうよ。「家で同じようなのがないか、確認してみます」や「家族と相談してみます」と言えば、その店員さんも「私の接客は結局人のお店の売上か〜」とがっかりしなくてすむと思うのです。
ということで、すっかりそのサカイヤでトレッキング気分は盛り上がってきたので、靴(私のは色がなくて今取り寄せ中なんです)を受け取りに行くときに、他のアイテムも見てみようと思っています!
更新の励みになりますので



↓

にほんブログ村