で、大手着付け教室の三つ目の収入源です。
実は、大手着付け教室は、カルチャーセンターではありません。
フランチャイズ事業者なんです。
近所の酒屋さんがコンビニをやるように、近所の主婦が大手着付け教室の認可教室をやるんです。
その、全国に数万人はいる認可教室からの登録料や年会費、テキスト代という名の上納金が大きいんです。

だって、認可教室で、生徒さんがいない認可教室でも、会費はずうっと、半永久的に払い続けてくれますからね。
ですので、大手着付け教室はこの「認定教室を持てるレベル」というのを目標に講習やレッスンが構成されています。
フランチャイズ事業ですから、着付けが画一的で当たり前。色々な唐揚げがあるけれど、ローソンのからあげ君はアレなんです。勝手に揚げ時間変えられたりしたら困るんです。
オリジナルの教材を使う場合は販売代理店にもなってくれる便利な存在の認可教室。
その教室の規模や年数で認可教室のランクもありますけどね。
本校で教えたい場合、認可教室でも教えられる内容を増やしたい場合は、師範→高等師範→教授などの養成講座にすすまれる事になるので、卒業はずっと先、10年ぐらいでしょうか。
かくいう私も、最初に通った学院では、まさに認可教室となれるところで卒業したのです(^m^)
認可教室の登録、●●会(卒業生の会で、講習や講座が受けられます)も退会してしまいましたので、上納金は今はもう納めてないですけどね(^_-)-☆
あ、販売会で、生徒に着物や帯を売り付けるところは、このフランチャイズ事業者の着付け教室ではないですよ!

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和日和着付け(出張もいたします。)http://wabiyori.net/kitsuke.html
ビジネスモデルとしては微妙です。
私は認可教室の資格はありますが、学院のやり方しか教えられないのは窮屈なので
学院の看板を掲げるつもりはありません。
ということで、卒業後何年も経ちますが
上納金はゼロです(笑)
介護のための人材バンクを持っている着付け教室もあるんですよ〜。
おはようございます(*^_^*)
丁寧に記事にしていただきありがとうございます!!!
…予想を遥かに超えた難解さです(~_~;)
いや、ご説明はわかりやすいですよ!
じゃなくて、
「レッスン料は安いけど、検定代や認定料、看板代、講師の登録料、結構かかるんですよね。。万単位で。
上のコースになればなるほど当然高くなります。ここで、財力が果ててしまう方、もういいかなぁ、と値段と内容を比較して卒業をされていく方が多いかと思います。二重太鼓まで一応やったし、と。」
自分で着替えるだけなのに検定…
その他は着せ付けの為のものですか?
コースって自装のですか(?_?)
質問ばかりで申し訳ないです(T_T)
確かに認可教室ならコピーしていかなきゃならない感じですねぇ(^_^;)
でも何か引っかかります…
個々に違う体型の方に着せ付けをするという高度な技術を学ぶ場と
自分で着る着替え方を学ぶ場。
「着せ付け」を教える為の講師を目指して学ぶ場、
「着替え」を教える為の講師を目指して学ぶ場。
それらは区分けされているのでしょうか?
お金については、すごい仕組みですね(^_^;)
それでいて着付け師以外は「どこにでも通用する資格」にはならない…
簡単に教えてしまっては儲からない…
複雑に・難しい形にして次に繋げる。
そこに着物離れ(最近は戻って来ていますね♪)の原因が大いにあると思っている私です。
上納金という表現にかなり笑わせていただきました(#^.^#)
ですよね。そういうシステムのわかりにくさが嫌煙されたり怖く思う原因になるんだと思います。
着せ付け主体の教室は少ないと思います。着付け講師の方が着物や帯を買ってくれるし(^m^)
私の行った2つの大手着付け教室では、着せ付けもやりましたが、現場で即戦力となれるわけがない程度でした。当時はわからなかったけど。。
看板やお免状などのシステムは、お茶やお花などのものを取り入れてあるのかな?と思います。
一昔前の、女の子の花嫁修行としての習い事の着付け教室であれば、看板や資格が需要があったんだと思います。あと、手に職みたいな資格信仰も一時期ありましたしね。
だから、資格や看板をそこまで悪いとは思わないのです。もちろん強制はされないのですが「どうして?」と言われて、教室に居づらい雰囲気になるのは嫌でしたね。
それに、若いと下働きにかりだされたりして。。
ちなみに、退会手続きもわかりにくかったり、面倒だったりして退会しにくいシステムになっていますf^_^;