2013年07月14日

私が着付け教室を卒業した頃

プチ女将さんの質問をきっかけに、私が大手着付け教室を卒業した時の事を思い返しています。

20代半ばで、学生をしながら平日昼間に学院には通っていました。
着物を着る機会がなくなるのでは?と学院の次の課程に進むことも検討したのですが、当時から、着付け一本で生活は成り立たないので(東京で独り暮らしだと、家賃も払えません)、趣味として続けるんだろうな、と思った時、この後習う時代衣装やなんやかんや、はいらないだろうな、と思って卒業することにしたんです。

師範をもらって、認可教室の看板をもらった私が当時出来た事といえば。。

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-一重太鼓、二重太鼓の自装、改良枕の変わり結び
→といっても、学院オリジナルの着付け小物で、です。モスの腰ひもは上手に使えませんでしたし、そもそも長襦袢を着るのも下手でした(あの、変形ウソつき使っていましたので)。。サイズの違う着物や帯の着付けはやってないか、聞いただけで、姉の着物(身長が10センチ違います)や古着の短い帯はきれいに着られませんでした。

-人に教える技術
→学院で、教室の運営から集客などの座学、着物について説明する練習はありましたが、友達に浴衣を着るのを教えてみましたが、イマイチだったと思います。。

-花嫁衣装までの他装
→他装は花嫁衣装までやりました。でも、まぁ、振袖は全部で10回ぐらいしか着せた事がありませんでしたし、花嫁衣装は試験がありましたが。。(年月が経った今ではまったく出来ません。)
まぁ、当時、私の周りは結婚ラッシュでしたので、花嫁衣装ための順備する着付け小物などは、友達に教えてあげられて良かったかな。。

-自分で練習して出来るようになった事
→振袖の自装は、頑張って自分で出来るようになりました!学院でも振袖他装と改良枕での変わり結び自装はやったのですが、振袖を自装したい需要が少ないからか、さらっと終わったのです。
私は、友達の結婚式が毎月、という当時、御祝儀に+髪のセットとドレスを準備するのがきつくて、必死に髪の自分でのセットと振袖自装を練習しました。

失敗もありましたが、なんといっても回数が多かったので、独身時代の幕が降りるころにはベテランになっていましたよ(^m^)

で、自分で振袖を着たと言うと「私も〜♪」と友達が言ってくれ、交通費程度をもらって着付けをさせてもらいました。
当時は、左前に着せちゃったこともあるんですよ。。(笑)

で、そうこうするうちに、もっと上手に人に着せられないと、友達も恥ずかしい思いをしてしまう!と思って、もっと勉強することを決めました。(といっても学院に戻るわけではなく、違う先生を探して)。

私も、平日働き始めたり(月100時間ぐらい残業のタクシー帰りの激務(>_<)が続いていました)、結婚したり、出産したり、となかなか着付けに集中できない日々が続きます。でも、こんな兼業着付け師、着付け講師だからこそ出来ること、わかることもほんの少しはあるでしょうので、細々と続けています。

兼業の私が心がけていることはひとつ!自分の限界を知る、という事です。
件数も多くなると、スタッフさんにお願いしたり、他の着付け師さんを紹介したりします。機会がもったいないけど、手を広げすぎないようにしないと、お受けしな着付けの完成度が下がったりバタバタしたり、とダメなんですよね。。

今もこうやって着付けに関わっていられるのも、最初に通った学院の基礎があったからだと思っています。
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和日和着付け(出張もいたします。)http://wabiyori.net/kitsuke.html
posted by wabiyori at 17:20| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
思い当たるフシが、あるなぁ〜と拝読しました
3ケ所で習いましたが、今となっては習った事を基礎にして自分なりに納得するやり方に変ってしまってます^^
家庭の事情で、着付けが殆ど出来ない時もありましたが、時間が解決してくれました。。^^
気力があれば、なんとか続けられそうです
(^^)
Posted by 南天 at 2013年07月15日 14:01
南天さんもそんな時期がおありだったんですね。。経験者のお話をうかがうと、とても力強いです♪
Posted by 和日和 at 2013年07月15日 15:35
私も当時を思い出して

ブログに書いてみました。

私の頃からは、だいぶ学院も変わったような気がしますが

卒業して認可に入ってからの方が、大変でした。

月2回のお集まりで、勉強会なのですが

協会の催しものは、ほとんどボランティアでに参加して

教室をしている先生は良いのですが

教室をしないで認可に所属していると

お金ばかりかかりました。

他の学院と違って、展示会へのお誘いは人数だけのノルマで金額のノルマがなかったのが救いです。

認可を継続するのにも、大学講座が必修で

大学講座に行かないと、高額なビデオを買わされました。

学院を退職された元教授のところに勉強に行くようになって

維持会員になり、その後、合併問題で忙しくなって、辞めることになりました。

今は、まったく後悔していません。

後悔、どころか皆さんのお陰で楽しく勉強しています。

いつもありがとうございます。



Posted by うまっち at 2013年07月15日 19:04
そうなんです。上納金もですが、ボランティア参加の催しがきつかったです。当時は20代と若かったので、何かと駆り出されて。。

そうですね、展示会はまだノルマがゆるかったですね。売り付けられないし、実際安かったり品物がお手軽なものから幅広くあったり、割りと高い鈴付きクリップがもらえたり♪
それでも私はノルマがこなせなかったです。。
Posted by 和日和 at 2013年07月15日 19:30
こんばんは!

 
今回は素朴な疑問に何回にも渡ってお答えいただき、本当にありがとうございました<m(__)m>

改めて和日和さんのお人柄に惚れ申した!(^^)!
 
 
教室を何カ所か行かれている方は、そういう風に違う先生や違う物を求めて行かれるのですね。

自分の高みを目指して…


それにしても、自分で振袖&ヘアセット!!
すごいです!(^^)!
ヘアセットは独学でしたか?

必要に駆られるとそこまで出来ちゃうんですね〜!!


左前もあったと伺って、和日和さんのように今ご活躍されている方にもそんな時があったのねー(驚)なんて思ってしまいました…
 
お仕事にされたい方には、大手の教室は必要なんですね。
前記事のお返事にも書いてくださいましたが、
自装のみ希望の方は個人教室
お仕事につなげたい方は大手教室を選ぶと
理想的なのかもしれません♪


横槍で申し訳ありませんが、南天さまとうまっちさまのお話もとても勉強になりました!
ありがとうございます<m(__)m>
 

私は着物の普及の為に何をどう変えて行くべきか、どこが良くて継承していくべきか、自分なりに見定めて行こうとしています。

伝えるべき所に伝えていく用意、ですね(^^)
 

おかげさまで本当に参考になったんです!
感謝感謝です(*^_^*)
Posted by ぷち女将 at 2013年07月15日 21:12
みなさん、いろいろな経験をされて今があるのですね。
もちろん私もです(^_^)v
経験を踏まえて今があるので、あながち悪いことばかりではなかったと思ってもいます。
継続は力なりですね(*^_^*)
Posted by みーちゃん at 2013年07月15日 22:51
みーちゃんさん

そうですね、続けていれば、いいこともありますね。色々な経験が生かせる、というのは本当にその通りだと思いました。私は妊娠出産を経て、妊娠時や授乳時の着付けについて、勉強できました♪
Posted by 和日和 at 2013年07月16日 06:17
プチ女将さん

今回は、私も昔を思い返したり、考えたり、と楽しかったです。

ブログ村で交流させていただいている先生方は、皆さん研究熱心で、よりよい方法を常に試して取り入れていらっしゃいます。
私も刺激を受ける事が多いんです♪

自装と他装は技術としては別々の訓練が必要だと感じています。
大手着付け教室を卒業した後、他の教室や先生にお世話になったのは、それぞれ得意な技術がおありなんですよね。
そして、私はそれぞれの先生や教室のいいとこどりをさせていただいています♪
Posted by 和日和 at 2013年07月16日 06:27
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