2007年07月02日

古着の着物

一時期、やたらと骨董市・古着の着物を取り上げる雑誌や特集が多かったですが、そういった着物熱は収まり、だんだんと質も求めるような流れになっています。

はじめて着物を購入されるときは、最初から高額なものを買うのは抵抗があります。ですので、やはり古着の着物屋さんは便利です。

それに呉服屋さんよりも古着屋さんの方が敷居が低くて入りやすいんですよね。笑

が、安物買いのなんとか、となることも多いんです。以下は私の経験も含め(私も古着の着物で何度も失敗しています。。。)ご参考までに。

■サイズのチェックは必ず!!
仕立てあがったものですので、既にサイズが決まっています。直して着るとしてもさらに費用がかかりますので、直してまで着たいという着物はめったにありません。(柄や色が気に入られた場合、古着とはいえかなり凝った(10万以上に必然的になるでしょう)、思い入れのある着物は直しても着たい着物になると思います。)

よく、「この着物は直す価値があるのか」という質問を受けるので、譲られた着物でない場合は、買う前にそこをしっかり検討されてください。

また、自分の標準寸法をしっかり理解することも大切です。
最低でも
・身丈(古着の場合は身長と同寸ぐらいでしょうか。古着屋さんではもっと短い丈のものも(腰紐が結べてギリギリおはしょりが取れる、と)すすめられますが、慣れないうちは避けたほうがいいでしょう。)
・身幅(合っていないと太って見えたり、着崩れる原因になります。)
・裄(昔の方は腕が短いです。腕がニョキっと見えない丈を。)
・袖丈(チェックを忘れがちです。昔は体型に合わせて袖丈も変えて仕立てる方が多いので、長かったり短かったり。自分の持っている長襦袢の袖丈と合うか、合わない場合はウソツキで袖だけを作成したり自分でできるか、を検討してください。袖丈が違う着物と長襦袢は結構目立ちます。)
はチェックしてください。

■シミのチェック
古いシミがほとんどでしょうので、了解して着る事がほとんどだと思います。シミがあるけど気に入った、という場合は染み抜き(6千円程度〜)の予算も必要でしょう。

■生地や糸の弱り
これは私も失敗しています。着るときにビリっといってしまったんです。何度も購入しているお店の物だったので、違う着物に交換してもらいましたが、気に入った着物だったのでショックでした。。。

やはり、何度も洗いに出したりすると生地自体が弱ります。糸も同じく。お尻の部分や袖の部分は破れやすいですね。。。これが外出先だと大変な事になります!
購入される前に、生地が弱っていないかチェックしてください。(強引に生地を引っ張ったりはいけませんが。笑)

■柄や色
何度か、生徒さんやお客様が古着屋さんで揃えられた小物を見てびっくりしたことがあります。真っ黒の喪のものだったんですね。ファッションとしての着物で真っ黒の小物を使うのはもちろんいいと思いますが、店員さんも一言付け足すべきではないかなぁ〜と思いました。(若い店員さんで知識がなかったのかもしれません。)

ですので、柄があれば柄の説明(季節など)、着れるTPO、素材(絹なのか混ざっているのか、メンテナンスをする時に大切です)、産地など聞ける事は何でも質問しましょう。

質問に答えてもらえない場合は、自分で知識をつけていくか、信頼できるお店に行くか、となると思います。判断が出来ない場合は写真を送っていただければご相談にも乗りますよ。

オークションについては、練習用、と考えて購入される方がいいと思います。お安く購入できますが、リスク代(詐欺、記載がないシミなどのトラブル)、質感色の微妙な違いがありますから。
お安いものはハズレが多いと認識して購入されてください。

posted by wabiyori at 18:13| Comment(0) | 着物FAQ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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