2007年10月08日

結婚式で振袖を

着付のご利用いただいたお客様方、ありがとうございます。最近は結婚式の形態も多様化し、私達も出張で新郎新婦の着付をさせていただくことが多いんです。

レストランウェディングやアットホームな会、二度目のご結婚等落ち着いた会などでは、打掛やウェディングドレスというのも仰々しい、とお若い方では成人式の時の振袖、大人の新婦様には訪問着・色留袖が多いですね。

そこで、振袖を花嫁で着るときの注意点です。



よく「おひきずり」で着たいとおっしゃる方がいらっしゃるのですが、普通に成人式用などで仕立てられた振袖では難しいです。

というのも、引きずるように、裾には綿が入れてあり、また絵柄も通常隠れる前部分にもないと格好がつきません。

といっても、おひきずりもかわいいので抱帯(帯の下の部分に巻く)をふわっとしたオーガンジーレースのものでアレンジしたときはかわいらしかったです。

結婚式場で用意されているお振袖ではこの点は問題はないと思います。

また、普通の振袖として着る場合、お友達や妹さんなどが着られる振袖とは一線を画したいもの。ヘアでも違いが出せますが、小道具を足されることをおすすめします。

花嫁衣裳の小道具
にあるように、独特の小道具があります。この、箱せこ・懐剣などを足されるとかなり雰囲気が出ますよ。もちろん襟元も厚みを出し伊達襟を足します。
この箱せこはなかなか売っていないのですが、七五三用にはあります。笑。少し小さめですが、雰囲気だけを楽しむにはお手軽だと思いますよ。



帯結びは極力シンプルに古典的なものを希望してください。最近の帯結びの傾向として、シワを沢山寄せてボリュームとGORGEOUS感を出すものが主流ですが、式においては格を重んじて古典的なふくら雀や文庫・縦矢とそのアレンジ程度にしておいたほうがかえって素敵ですよ。


また、参列者の着付を一緒に頼まれる事が多いのですが、その場合、人数が多いと対応のスタッフも増えます。そして、お一人当たり(なんだかんだで、袋から着物を出したりシツケを取ったりする作業がかかると)訪問着・留袖で30分はお1人につき見ていただきたいところです。
入場の時間・お仕度をする部屋の広さと着付けが開始できる時間と人数、これらをよくご確認下さい。

先日、会場の開館時間が11時で12時に仕上がり、着付け人数は4〜6名というお話があり、流石にお断りさせていただいた事がありましたので、宜しくお願いいたします。
posted by wabiyori at 00:00| Comment(0) | 着物FAQ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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